私のトレーニング方針:総論

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このブログに辿り着いている方は今よりも速く走れるようになりたい方がほとんどだと思われるので、「マラソンを速く走れるようになるにはどのような練習をしたらいいか」について私の考えを書きます。

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練習方法選びの難しさ

現在、世の中にはたくさんの練習方法が溢れています。コーチにつかずに1人で練習をする場合、インターネットが登場する前は限られた教本などからしか情報が得られませんでしたが、今ではネットにいくらでも情報があります。情報入手の機会が増えたのはいいのですが、大量の情報から自分に本当に必要な練習を取捨選択するのが難しい時代とも言えます。

実際、私が全くの初心者だったころにどんな練習をしたらいいのかネットで調べたときは、結局何をすべきなのかわからなかったし当時はそこまで真剣に調べるモチベーションはなかったので、結局ただ漠然と走る量を増やせば長い距離を速く走れるようになるだろうと思っていました。

練習の取捨選択方法

では、「どうやって練習方法の取捨選択すればいいのか?」ですが一般的なネットリテラシと同様で、その練習方法が効果があるというエビデンス(根拠)をしっかり調べることだと思います。ここでいうエビデンスとは、主観的な感覚の話ではなくて運動生理学に基づいた客観性のある根拠のことです。

トレーニングによる身体能力の向上は、肉体への刺激(入力)によって体が反応し、更に強い肉体になる(出力)ことの繰り返しです。どのような入力を与えたらどのような出力になるのか、これは人体の仕組みを完全に解明しないとわからないことですし、個人差も当然あります。

運動生理学の研究ではそのような個人差も踏まえ、有意に効果があるというエビデンスがあるはずなので情報の信憑性は高いです。もちろん、某おぼぼの事件のように研究成果の捏造という可能性も全く無いわけではないのですが・・・

でも最新の研究成果とか一般人にはわからないし調べるのも難しい。私も仕事柄論文はよく読みますが運動生理学の専門家ではないので、違う分野の論文を読むのは骨が折れます。まずは一般人にも読みやすく体系立てて運動生理学の知識をまとめている本をまず一冊読むのがいいと思います。

ダニエルズは運動生理学に基づいた練習理論の入門としてオススメ

そこでオススメなのが、「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」。

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ダニエルズ理論については今更私が解説するまでもなく、たのくるさんをはじめ多くの先駆者達がダニエルズ理論の解説記事を書いているのでここでは割愛しますが、 一言でいうと運動生理学に基づいて現状の走力からどのように練習を組めば走力が向上するかを体系化した理論です。 VDOTとその対応ペース表が特に有名ですが、この本の本質は徹底して理詰めで考えるダニエルズ先生の姿勢とそのランニング哲学にこそあるのではないかと思っています。私もこの本に出会う前はサブ3ギリギリくらいの走力しかありませんでしたが、この本に出会ってから数ヶ月でフル2時間55分台から45分台まで劇的に走力が向上しました。

先述のようにネットにも解説記事がたくさんあるのですが、今後、ブログのネタ作りのため自分の理解をさらに深めるためにも自分の言葉で改めてまとめてみようと思います。この本を一通り理解すれば、日々の練習の目的とその狙いをしっかり意識できるようになり、走力向上の近道となるはずです。冒頭でダニエルズ先生も以下のようにおっしゃっています。

(ランナーは)常にこの質問に答えられなければならない。「この練習の目的は何か?」。もしこの最重要な問いに答えられないのなら、その時はどんなトレーニングも行うべきではないかもしれない。

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

 

またダニエルズとの比較でよく持ち出される古典が「リディアードのランニングバイブル」ですが、こちらは感覚的な記述が多く科学的な根拠が乏しいと感じています。そのため私は断然、ダニエルズをお勧めします。

なんだ結局ダニエルズ推しなだけの記事かよ、と思った方も多いと思いますが、私もダニエルズが万能だとは思っていません。 ダニエルズ理論は1990年前後に完成されており、最新の研究成果ではダニエルズ理論とは一部相容れない練習方法(Polarized理論とか)も出てきています。 今後はそのあたりもまとめて行けたらなと思います。

まとめ

  • 世の中には練習方法が多すぎるから速くなるためには何をやったらいいか逆にわからないよ
  • 感覚を根拠にするんじゃなくて運動生理学的に根拠がある練習を重視したらいいよ
  • ダニエルズ理論は幅広い走力レベルに対応する普遍的な理論なのでまずはしっかりと理解したらいいよ
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ごっきー
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元ネトゲ廃人が福岡国際マラソンを目指すブログ

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