カスタム版VDOT計算機と使い方

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ダニエルズ理論
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VDOTから練習ペースを求めるにはRunSmart ProjectのVDOT計算機を使うのが一般的だと思います。私も今までこの計算機を使ってきましたが、先日自前で計算してみたところ新たな気付きがありました。詳細は以下の記事をご覧ください。

また、最近はヴェイパーフライの普及もあり、単純にレースタイムから求めたVDOTから練習ペースの設定が難しくなってきていると思います。そこで、ヴェイパーフライで出したレースタイムから求めたVDOTから、ヴェイパーフライ分の補正を除いてVDOTを計算する方法を提案しました。

というわけでこの計算を簡単にできるように計算フォームを実装してみました。

以下ではこのツールの使い方について解説していきます。

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設定項目

設定する項目は主に3箇所あります。順番に説明していきます。

①レース結果のタイムと距離の設定

これは本来のVDOT計算機と一緒の設定項目です。レースタイムとその距離を入力してください。距離は任意の距離で構いません。単位はmなので注意してください。

②レース時のランニングエコノミー向上率

ヴェイパー分の補正になります。設定が難しいと思われるパラメータですが、デフォルト値ではヴェイパーフライ4%分の4%が入っています。自分が恩恵を受けていると思われる分を入力してみてください。この補正を無効にする場合は0%を入力してください。

③各練習ペースの%VDOT

EペースからRペースまでの%VDOTを設定します。デフォルト値ではRunSmart Projectで使われていると思われる値を使っています。各スライドバーの範囲はダニエルズ先生の定義の範囲で動かせます。

このうち、Mペースに関してはVDOTに応じて対応する%VDOTが一意に求まるのですが、このフレームワークでは実装が難しい(できないことはなさそう)のでとりあえず今のところは実装していません。今後余力があれば実装してみるかも。

修正VDOTと各練習ペース

出力は以下のようになります。以下解説していきます。

①VDOTと修正VDOT

VDOTはレースタイムから算出したVDOTそのものです。これはRunSmart ProjectのVDOTと完全に一致すると思います。

修正VDOTはランニングエコノミー向上率の補正分を除いたVDOTになります。当然ながら無修正のVDOTからは下がります。ランニングエコノミー向上率が0%に設定した場合は修正前と同じ値になると思います。

②タイム向上率

ランニングエコノミー向上率で設定した値に対して、タイム換算でどれだけ向上しているかを表しています。速度域によって1%がタイムで何%に相当するかは変わってきます。

③各練習ペース

%VDOTの設定と、ランニングエコノミーの向上率を除いた練習ペースになります。練習でヴェイパーフライを履かない場合はこのペースが練習の目安になると思います。

デフォルトではヴェイパーフライで4%の恩恵を受けてギリギリサブ3の設定が入っています。ギリギリサブ3のVDOTは53.5ですが、4%分の補正を除くと51.5となり、その状態では3時間6分の走力になります。

その走力をベースとした練習ペースを出しています。試しにVDOT51.5で各練習ペースを本家の計算機で出してみると以下のようになります。

Mペースは実装できていないのでずれていますが、他のペースはほぼ一致していることがわかります。

制約事項

本家の機能である等価タイムを求める機能は実装しておりません。これもやろうと思えば出来ると思いますが実装する気力がなく。テーブル式が楽だと思うので気が向いたら実装するかも。

あとはMペースの%VDOTを一意に決めることもできていません。これもテーブル式ならば実装は簡単そう。

今後の予定

以前からやりたかったネタとして、LTの個人差をVDOTに反映させたいと思っています。現状のVDOT計算式では運動時間と%VO2maxの関係式は固定であり、これはLTに応じて個人差があるものだと思います。いわゆるスタミナタイプかスピードタイプか、という部分ですね。

この部分をVDOTそのものの値か、もしくは練習ペース・等価タイムを決める処理に反映させたいと考えています。

複数の距離のタイムが必要になるので従来のVDOT計算機より複雑になりそうですが、これが実現すると例えば5000mが同じタイムの2人でも、練習ペースや異なる距離の等価タイムが異なるようにできるはず。

まだ詳細は全然詰められていませんが、冬休みの宿題として取り組んでみます。

まとめ

  • カスタマイズできるVDOT計算機を実装してみたよ
  • レース時のランニングエコノミー補正と練習ペースの%VDOTをカスタマイズできるよ
  • Mペースの実装やスピード・スタミナタイプのカスタマイズがTODOなので今後の課題だよ

なお適当に実装したのでバグ等が見つかったら連絡いただけるとありがたいです。

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ごっきー
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