掲題の記録会を走ってきました。
今シーズンは5000mを2本走ってこれが3本目ですが、コロナ禍で公認記録会が貴重な状況のため今回が初の公認記録会。これまでの5000m2本も満足のいく結果が出せていないため、今回こそしっかり結果を出すつもりで集中して臨みました。
また今回の日体大は厚底シューズもOKでしたが、来月で移行期間も終わり完全に厚底NGとなるため規定内のシューズということでエアズームヴィクトリーを使用。余談ですが今年は公認のロードレースもほぼないのでロード用のシューズは1足も買っておらず、今シーズンで買ったのはこのスパイク1足のみです。
結果は16’11″67でPBを1年ぶりに更新できました。前回の更新は0″06の際どい更新だったので、秒単位で更新するのは2年ぶり。
リザルト
スプリット | 400mラップ | 1000mラップ | |
200m | 00’39″3 | 39″3 | –‘–“– |
600m | 01’55″7 | 76″4 | –‘–“– |
1000m | 03’14″0 | 78″3 | 03’14″0 |
1400m | 04’31″6 | 77″7 | –‘–“– |
1800m | 05’49″7 | 78″1 | –‘–“– |
2000m | 06’29″2 | –‘–“– | 03’15″2 |
2200m | 07’08″7 | 79″0 | –‘–“– |
2600m | 08’27″4 | 78″7 | –‘–“– |
3000m | 09’45″3 | 77″9 | 03’16″1 |
3400m | 11’03″3 | 78″0 | –‘–“– |
3800m | 12’21″1 | 77″8 | –‘–“– |
4000m | 13’00″2 | –‘–“– | 03’14″9 |
4200m | 13’39″3 | 78″2 | –‘–“– |
4600m | 14’57″5 | 78″2 | –‘–“– |
5000m | 16’11″6 | 74″1 | 03’11″4 |
レース詳細
スタート前
スタート1時間10分前に会場着。コロナ関係や使用シューズの申告などで書類を3枚提出する必要があり、受付は混雑していて10分ほど並ぶ。並んでいる列の後ろを見てみたらワシが育てたつちろー氏も並んでいた。可愛そうなことに奥さんに会場まで送ってもらったのに奥さんは応援してくれないらしい。
受付も終わって準備に取り掛かるが、以前はホームストレート側のベンチで準備ができたのだがコロナ対策のためか使えなくなり、百年記念館側で準備。
天候は17℃前後で日差しが強め、風は少しある程度。寒さが苦手な自分としてはほぼ最高のコンディション。ただ乾燥で喉が渇くので水分を多めに摂っていたらお腹がたぷたぷで800mほどジョグしたらややお腹が痛くなって少し焦る。
30分前に1次招集。今回はシューズチェックもあるのでシューズも忘れずに。注意事項にはここでTR5規定内のシューズは厚底測定をするとのことだったが、ちらっと見ただけで終わり。あと腰ゼッケンは今回からシールになっていました。経費はかかるけどこちらの方がゴール後の回収が不要で人手は減らせるので良い変更だと思います。
つちろー氏は日体大初参加なこともありゼッケンの番号を勘違いしていたようで、ゼッケンを作り直してかなり焦っていたことだろう。
スタート15分前くらいにもう500mほどジョグしてバックストレートに移動、最終コールを待つ。最終コールもいつも通りゼッケンを確認したくらいでシューズをちゃんとチェックしている様子はなかった。
おそらく来月から正式に厚底が禁止になればもう少しちゃんとチェックすることになると思われる。
最終コールが終わって流しを何本かやり、スタートラインに整列。いつもより人数が少なくアウト側後列は3人しかいない。スタートを待つ。
スタート~3000m
スタートの号砲直前に時計のラップ設定をリセットしていなかった(ジョグのラップを途中で止めていた)ことに気づき、慌ててリセットの長押しをするも先にピストルが鳴ってしまい焦る。走りながらどうリカバリするか考えて最初の200mだけ覚えておいてあとの周回は時計でラップを取ることにした。ただこの混乱でスタートダッシュに失敗して39″かかってしまい(いつもは37″前後で入る)、位置も最下位になってしまう。
少し焦った入りになってしまったが、気を取り直して少しずつ位置を上げていき、1000m通過は3’13″。つちろー氏は少し前にいるが、1000m通過で切り替えて第二集団から抜け出そうとしている。自分はこのペースのまま押して少しずつ位置を前に上げていく。正直あまり楽に感じず、このときはこれで最後まで持つイメージができなかった。
2000m付近で一旦抜かれるが、抜かれてすぐ減速され、抜き返そうにも隣にも後続が来てポケットにされてしまいこのラップ少し落ちてしまう(79″)。
なんとかポケットから抜け出して77″~78″のラップを刻み、3000mを9’45″で通過。ここ数年の3000m通過はいつもこの辺りだがここから粘れるかで大きくタイムは変わる。今日はどうなるか?
3000m~ゴール
いつもはラップを落とし気味の3000m-3800mは77″-77″でカバーできペースは落ちていない。周りは落ちてきているのでどんどん順位を上げている。
3800m通過が12’20″。残り3周はいつもやっている1200mインターバルの距離でイメージしやすい。ここを4分ちょい切るくらいで走れればPBが出ることがわかり、そこまでは落とさないイメージはできたのでこの辺りでPB更新を確信。一方この3周を3’50″切れれば松目標の16’10″も切れる計算だが、練習のインターバルでもそのスピードで走れることは稀なのでそこまでいくのは厳しいなと弱気になってしまった。
つちろー氏は50m~100mくらい先にいてまた15分台が出そうな感じ。
この辺りで抜いた学生が後ろにずっとついて来ている気配。
そして迎えたラスト1周。後ろにいた学生が前に出てくるもついていけず。16’10″切りは諦め気味だったのであまりがんばれず、74″1かかってしまった(前回は72″0)。
ゴール後にその学生に「引っ張ってくれてありがとうございます」、と感謝されてしまった。
所感
スタート時のチョンボとポケットにされたロスがなければ松目標の16’10″切りは行けたので、今の力はほぼ出し切れたと思います。
3000m以降ペースが落ちなかったのも2年振りくらいでその点も良かったです。その要因としては7月以降に取り入れたCVインターバルが効いたと思っています。呼吸に多少余裕がある10000mレースペースくらいで、筋肉のアシドーシスが進んで脚の動きが悪い状態でも動かし続けることで、筋繊維タイプIIaのミトコンドリアが増えてアシドーシスが進みにくくなった感触があります。
7月の5000mで撃沈してから走動作を見直して中殿筋でしっかり地面を押すイメージをイージーランから徹底して意識してきたのもうまくハマったと思います。
ここまで来たら次の目標は当然15分台ですが、それはまだ実力不足。今のところ練習でも3’15″/km切るくらいからランニングエコノミーが極端に悪くなる感じがあり、16分ペースである3’12″/kmは今の感触だとVO2maxを越えていると思います。
3’12″/kmを98%VO2max以内で走れるようにならないと15分台は無理だと思うのでいかにそこに持っていくか。簡単ではないですが不可能ではないと思うので試行錯誤しつつこの目標に向けて頑張っていこうと思います。
今後の予定
とりあえず5000mはある程度納得できる結果は出たので今シーズンはこれで終了。
今後はハーフまでの強化をして年明けのハイテクハーフが本命レースとなります。
マラソンも走りたいですが走れる公認レースがない状態なのでなかなか目標に設定しづらいですね。かすみがうらマラソンは抽選なので運任せですし、これが外れれば今シーズンはマラソンなしでまたトラックに向けて再始動していきます。
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