【過去の振り返り】初サブ4まで【その2】

前回は走り始めてから初マラソンまでを振り返りました。

今回は初マラソンから初サブ4となった板橋Cityマラソン（2012.03.18）までを振り返っていきます。私のラン歴全体に関しては以下の記事を参照して下さい。

すぐに次の大会にエントリ
サブ4に向けた課題と対策
レース当日
まとめ

すぐに次の大会にエントリ

初マラソンでサブ4を狙いましたが、マラソンの厳しさに打ちのめされ惨敗。悔しくてすぐにエントリできる近場の大会を探し、板橋Cityマラソンにエントリしました。ここで今度こそサブ4を決めるつもりで、練習を見直しました。マラソンを実際に経験したことでサブ4達成に向けて何が足りないのか、いろいろ見えてきました。

サブ4に向けた課題と対策

30kmまではサブ4ペースで走れていたのでスピードの問題はなし。ただ30km以降は失速し、特に大きかったのは35kmで止まってしまったこと。これは練習で一度に20kmまでしか走れなかったのが一因だと分析しました。

練習で30km走ろうとしたことはあったのですが、20kmから急激に脚が重くなって走りきれず、まず20kmの壁を克服することが先決でした。その原因として、当時はほぼ週末しか走っていなかったので、長い距離を走りきれる脚ができていないと判断。平日も走るために帰宅ランを始めました。

当時は職場まで10kmほど。電車だと乗換2回とアクセスが悪く1時間弱かかっていたため、時間ロスもあまりなく効率的な帰宅ランだったと思います。これで月間走行距離が200kmほどになりました。

次に脚を強くするためプロテインを摂るようになりました。プロテインは種類が多く何がいいのかもわかりませんでしたが、とりあえずZAVASの減量用のものをチョイス。

上記2つの対策により、当初の狙いだった30km走ができるようになりました。今までで行けなかったところまで行けるようになって楽しかったです。当時まだGPSウオッチを持ってなかったのでログは残っていませんが、ペースはキロ6くらいだったと思います。ちなみにまだスピード練は一切やっておらず、そもそも存在も知らなかったですね。

レース当日

そして迎えた板橋Cityマラソン2012。ちょうど一週間前に、今は亡きNike GPSウオッチを買い、早速実戦投入です。前日に雨が降って会場の地面はぬかるんでいましたが、薄曇り微風で気象コンディションは最高。

スタートに10分弱かかり、5kmまでは混雑でスピードが出せませんが楽に進みます。5km～20kmまではキロ5分1桁と、練習でも走ったことないようなペースで走れていました。まさにレース効果ですね。

20km過ぎてから徐々に落ちていきますが、大幅な落ち込みはなく、キロ5分半以内はキープ。ラスト5kmくらいで沿道の応援の方から「サブ4できるぞ」と檄を頂き、最後は少し上げてグロスでサブ4達成。ネットでも3時間45分を切れて大満足のレースとなりました。以下リザルトです。

	スプリットタイム	ラップタイム(ペース)
スタート	0:09’14”	–
05km	0:36’44”	0:27’30″（5’30″/km）
10km	1:02’30”	0:25’46″（5’09″/km）
15km	1:28’02”	0:25’32″（5’06″/km）
20km	1:53’51”	0:25’49″（5’09″/km）
25km	2:19’54”	0:26’03″（5’12″/km）
30km	2:46’17”	0:26’23″（5’16″/km）
35km	3:13’08”	0:26’51″（5’22″/km）
40km	3:40’13”	0:27’05″（5’25″/km）
ゴール	3:51’33″（ネット：3:42’19″）	0:11’20″（5’09″/km）

いまこの結果を見返して驚いたのは、前半のキロ5分1桁は当時かなり速く感じるペースのはずで、それがいきなりレースで走れていた点です。繰り返しになりますが当時はスピード練は一切やっておらず、距離偏重の練習でした。

このペースをMペーストしてダニエルズ計算機に入れてみるとVDOT43.7でIペースが4’22″/kmでした。これくらいのペースなら特にスピード練習しなくても走れたということでしょうね。1500m換算で6分半とかですし、小学生時代でも走れていたと思うので。なので当時の練習として距離偏重だったのは正解だったなぁと感じます。