トレーニングサイクルの神話を疑え

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トレーニング
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トレーニングを週単位で管理するランナーは多いと思います。例えば日にロング走、火、木にトラック練習など、特定の曜日にポイント練を割り当ててそれを繰り返すような練習パターン。メニューは毎週少々変えたとしても、このようなサイクルで練習をしている方はかなり多いはずです。

書籍やWebなどで見かけるトレーニングメニューもほぼこのパターンですし、私も現在は水、土、日の週3サイクルで回しています。キプチョゲ選手など多くのエリートランナーも週単位でサイクルを回していますし、これが当たり前だと思っている方も多いでしょう。

ただこのスタイルに疑問を持っている方も一定数います。今回は週単位での練習サイクルに疑問を投げかけるRunning Scienceさんの記事を紹介します。

The Myth of the Weekly Training Cycle | Running Science
Weekly training cycle: The Sunday long run. Track Tuesday. It’s a pretty common sight in a training plan. It's conveinent, but not always optimal.
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週単位でサイクルを回す理由

週単位でサイクルを回す根拠として、実は生理学的な根拠は全くなく利便性によるところが大きいようです。一般的なサラリーマンですと土日は休み、水曜は定時退社推奨日など曜日によって生活パターンが支配されているので曜日単位で練習を回すことは市民ランナーにとっては合理的と言えます。

ただ、マラソンに必要な練習はロング走、テンポ走、インターバル走など多岐に渡り、体を十分に回復させながらこれらすべてを1週間に収めるのに苦労することもあると思います。

ダニエルズ先生の練習メニュー例も、MTIRの4種類のペースを週2~3回のQトレーニングとして実施し、II~IV期のフェーズで各ペースの配分を変えていくという期分けを行っていました。

私の場合は水と土にスピード負荷が高い練習を行い、日にロング走やテンポ走をやるというパターンで回していましたが、セット練2日目はどうしても負荷が落ちてしまっていると思います。

週にとらわれない練習サイクルの提案

週サイクルの練習計画では上記のような問題があるため、9日サイクルで3日ごとに3種類のポイント練を設定し、間2日でリカバリを図るという構成を元記事の著者は主張しています。間2日のEデーのうち1日目は長め、2日目は短めでよりリカバリを促しています。

他にも2週間で5回のポイント練のサイクルというパターンも提案されています。9日サイクルは普通のサラリーマンには難しいでしょうから、この14日サイクルの方が取り入れるのは容易だと思います。14日で5回なので、1回のポイント練習は中1日で回す事になってしまいますが、毎週中1日と、隔週で中1日では体への負担も大きく変わってくるでしょう。

最後に

トレーニングの構成方法は無数にあります。その無数のパターンの中からほとんどの人が週サイクルで回しているのは、それが個々の最良の選択かどうかはではなく「多くの人がそうしているから」という理由の場合が多いと思います。

アインシュタインは

The definition of insanity is doing the same thing over and over again, and expecting different results

狂気の定義とは、同じことを何度も繰り返しているのに異なった結果を期待することだ

Albert Einstein

と述べたそうですが、同じことがトレーニングにも当てはまると言えます。個人に合った方法を模索し、必要であれば標準とされている方法(今回は週単位のサイクル)も疑い、変えていくことも時には必要でしょう。

まとめ

  • ほとんどの人が週単位でトレーニングを回しているけど、生理学的な理由は特にないし利便性が主な理由だよ
  • マラソン練習に必要な練習は多いから、週単位で3回のポイント練をやろうとすると回復が追いつかないことが多く質が落ちる可能性があるよ
  • 9日サイクル、14日サイクルなども考えられるので、現状のトレーニングサイクルを改善したい方は試してみるのもいいよ
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ごっきー
ごっきー
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