全米オリンピック予選展望

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雑記
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現地時間2/29 PM0時(日本時間3/1 AM2時)にマラソンの全米オリンピック予選が行われます。アメリカは以前から一発選考ですので、このレースの男女上位3人がそのまま代表に決まるシンプルなシステムです。

アメリカ代表なんて興味ないよ、それより東京マラソンの方が楽しみ、という方がほとんどだと思いますが、このレースはNikeのアルファフライの公認レースデビューとなりますし、他社もNikeに対抗すべく開発したスーパーシューズをこのレースに投入してくるので見どころは多いです。

日本時間の午前2時ですのでリアルタイムで見れる方は少ないかと思いますが、このレースの見どころをまとめてみます。

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全米オリンピック予選の概要

出場資格

2017年9月1日から2020年1月19日までに以下の標準記録を突破した選手が参加できます。

GenderEvent“A” “B” 
Men Marathon2:15:002:19:00
MenHalf Marathon1:04:00
WomenMarathon2:37:002:45:00
WomenHalf Marathon1:13:00

A標準とB標準があり、過去の予選ではA標準突破者は旅費等が免除されたようですが、今回は全員の旅費が免除されるようなので実質区別はないようです。ただ現実的にオリンピック代表を目指せるのはA標準突破者に限られるでしょう。

この標準記録を突破した選手は男性511人、女性260人。このうち本気で代表を目指せるのは上位のごく一部のみですので、大多数の選手は記念受験的な参加になると思います。

ちなみに前回のリオ五輪予選では男性211人、女性246人。マラソンの標準記録は変わっていないですがハーフマラソンの標準記録は男子が1分、女子は2分速くなっているにも関わらずこの増加は、明らかにスーパーシューズの影響でしょう。

日本のMGCの場合は標準記録がかなり厳しく市民ランナーで参加資格を満たせたのは川内選手のみだった思いますが、全米予選の場合はノンプロでも出場のチャンスがかなりあるので夢がありますね。

コース

ジョージア州アトランタで実施されます。8マイルで折返しが2回あるコースを2周し、16マイル(約25.6km)、最後の1周は大外を回って26.2マイルのコースです。折返しの部分で応援すれば移動せずに6回応援できるという観客に優しいコースですね。

アップダウンも多く、累計1389フィート(423メートル)のアップダウンがあるようです。かなりタフなコースですね。

動画はこちら。

2020 U.S. Olympic Marathon Trials | Course Tour

男子注目選手

参加資格上位10人をピックアップ。このうち赤字の選手が本命になると思われます。

NameTimeStdRaceLocationDate
Galen Rupp2:06:07AVolkswagen Prague MarathonPrague, Czech Republic5/6/2018
Leonard Korir2:07:56ATCS Amsterdam MarathonAmsterdam, NED10/20/2019
Scott Fauble2:09:09ABAA Boston MarathonBoston, MA4/15/2019
Jared Ward2:09:25ABAA Boston MarathonBoston, MA4/15/2019
Jacob Riley2:10:36AChicago MarathonChicago, IL10/13/2019
Jerrell Mock2:10:37AChicago MarathonChicago, IL10/13/2019
Parker Stinson2:10:53AChicago MarathonChicago, IL10/13/2019
Andrew Bumbalough2:10:56AChicago MarathonChicago, IL10/13/2019
Matthew McDonald2:11:10AChicago MarathonChicago, IL10/13/2019
Matt Llano2:11:14ABMW Berlin MarathonBerlin, GER9/29/2019

リオ五輪予選では1位で今回も参加資格1位のラップですが、NOPの問題があったりでここ1年はあまりいい走りができていませんでした。ただ年明けに走ったハーフで1:01:19で走っており調子は戻ってきているようです。

シューズに関してはラップとコリルがナイキ、フォーブルがHOKA、ウォードがサッカニーですね。

ダークホースとしては45歳のバーナード・ラガトでしょうか。45歳ながら最近も2時間11分で走っており、スローな展開になればチャンスはあるかもしれません。

また最大のダークホースとしてはジム・ウォームズリー。ウルトラマラソンやトレイルの世界で活躍している選手で、大学時代は5000m13分台でハーフ1時間4分で走っています。これまでマラソンを走っていないのでどのような結果になるのか楽しみですね。

女子有力選手

こちらも参加資格上位10人と本命をピックアップ。

NameTimeStdRaceLocationDate
Jordan Hasay2:20:57ABank of America Chicago MarathonChicago, IL10/8/2017
Amy Cragg2:21:42ATokyo MarathonTokyo, JPN2/24/2018
Sara Hall2:22:16ABMW Berlin MarathonBerlin, GER9/29/2019
Emily Sisson2:23:08AVirgin Money London MarathonLondon, UK4/28/2019
Kellyn Taylor2:24:29AGrandma’s MarathonDuluth, MN6/16/2018
Sally Kipyego2:25:10ABMW Berlin MarathonBerlin, GER9/29/2019
Emma Bates2:25:27AChicago MarathonChicago, IL10/13/2019
Shalane Flanagan2:26:22ATCS New York City MarathonNew York, NY11/4/2018
Molly Huddle2:26:33AVirgin Money London MarathonLondon, UK4/28/2019
Desiree Linden2:26:46ATCS New York City MarathonNYC, NY11/3/2019

持ちタイム1位のハセイは最近のレースで結果が出ていないこともあり本命視は難しいですが、能力が高いことは持ちタイムが示しているのでダークホース的な存在でしょう。2位のCraggは欠場するようです。

なおハセイはナイキ、サラ・ホールはアシックス、リンデンはブルックス、ハドルはサッカニー、シッソンはニューバランスとシューズメーカーはバラバラで、各社それぞれのスーパーシューズを投入するので足元にも注目です。

シューズについての動き

Nikeは全米予選出場者全員にアルファフライを無料で提供するようです。他メーカーのプロ選手は当然履けませんが、アマチュア選手で履く選手は多いのではないでしょうか。

さっそく定価の5倍くらいの価格でebayに出品されていますね。

ただし、一部の選手はアルファフライよりもヴェイパーフライNext%の方が合うということで敢えてアルファフライを使わないようです。

また、他メーカーからプロ契約のオファーが来ていたアマチュア選手も、この予選でヴェイパーフライNext% or アルファフライを履くために敢えてプロ契約を結ばずに臨む選手もいるようです。

そのあたりの経緯はLetsRunの記事(SUSHI MANさんが翻訳済み)に詳しく書かれています。

Nike以外のメーカーについても、サッカニーがエンドルフィンプロ、ブルックスがハイペリオンエリート、ニューバランスがフューエルセル RCエリート、アシックスがメタレーサーなど各社スーパーシューズを投入してくるので見どころは多いです。

まとめ

  • 東京マラソンの前にマラソンの全米オリンピック予選があるのでそこでアルファフライが公認レースデビューするよ
  • 代表になれそうな選手は限られるけど、最後までどうなるかわからない展開になりそうだよ
  • 参加者全員にアルファフライが無料配布されてすでに転売までされてるけど、他の各社も威信をかけたスーパーシューズを投入してくるので足元にも注目だよ
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ごっきー
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